私の心に留まった本をご紹介します。
「心配事の9割は起こらない」ーこの本の作者は枡野俊明(ますのしゅんみょう)さん。曹洞宗の住職で、庭園デザイナーで多摩美大の教授でもあるというお人。
余計な不安や悩みを抱えないように
他人の価値感に振り回されないように
無駄なものをそぎ落として
限りなくシンプルに生きる
枡野俊明(「心配事の9割は起こらない」より)
ということを伝えるのがゴールという本です。
作者が曹洞宗の住職ということもあり、この本の中にはたくさんの「禅語」が出てきます。禅語とは、禅の精神や教えを伝えるために用いられる禅僧の言葉ややり取りで、今をよりよく生きるためのヒントが隠されています。
学生時代、漢文が好きだった私にはこの禅語がとても面白く、心に響きました。今回は、特に気に入って実践し始めた言葉を皆さんにご紹介します。
喜捨(きしゃ)
ひとつ捨てることは、執着からひとつ離れること。執着は心を曇らせる最たるものだから、捨てることは喜ぶべき行為なのだと作者は言っています。
そんなわけで、今週の私はいろいろ捨てることを実践しています。例えば…
旦那さんとプチケンカした私。私の人権を無視した発言があって許せず、その日の夜は言葉を交わさず就寝。でも…朝起きて、その“許せない”という気持ちを捨てました。私から声を掛けて、前日何が嫌だったのか、今日はどうしてほしいかを伝えました。仲直りです。
今日は、子どものパンツを捨てました。のびのびビロビロになっていたものをはかせていました。見えないところであっても身なりを整えるって大事だなと。衣・食・住を丁寧に生きるって気持ちがいいなと実践してみて気付くわけです。
禅というのは、教科書ではなく実践あるのみだそうです。皆さんも「喜捨」をやってみませんか?!