覚えておくべき親子コミュニケーション術

今日は親子コミュニケーション講座に参加してきました。子どもとのコミュニケーションを想定したものでしたが、夫婦・友人・職場といった人間関係にも応用できるコミュニケーション手法です。

コミュニケーションってキャッチボールのようなもので、自分と相手がいて初めて成り立つわけですが、覚えておくべきコミュニケーションの基本はたった3つでした:

  1. 要求を理解する
  2. 自分の正直な気持ちをアイ・メッセージで伝える
  3. お互いの要求を満たす方法を見つける

まずは、要求を理解すること。誰が困っているのか、何に困っているのか、どうなってほしいのか、これらのニーズを適切に認識することが必要です。特に大事なのが誰が困っているのか課題を分離するということ。

例えば、子どもが「〇〇ちゃん大嫌い。私にウソをついたんだよー。」と言ったとすると、困っているのは子ども。お友達にウソをつかれたことが嫌だった(悲しかった・腹が立った)ことが困りごと。相手が困っている時は、傾聴すべき時なので、「そっか。〇〇ちゃんにウソをつかれて嫌だったんだね。それでどうなったの?」といった声掛けができるという感じ。

この時、相手をコントロールしようとせず、相手には解決する力があると信じることが重要で、「しょうがないよ。あなたもウソつくことあるじゃんね。」と困りごとを収める方向に持って行くのは適切ではないようです。

例えば、子どもが服を脱ぎっぱなしにしていることに対してイライラがつのった時、困っているのは私。脱いだ服は片付けるという約束が破られて悲しいというのが困りごと。自分が困っている時は、アイ・メッセージでその気持ちを伝える時。イライラ(怒り)ではなく、その怒りの裏にある嫌だ・悲しい・不安といった気持ちを正直に「お母さんは、服は片付けるという約束が破られて悲しいな。どうしたらいいかな?」と"私"を主語にして伝えます。

まずはアイ・メッセージにすることで自分の気持ちを整理できるし、自分の正直な気持ちを我慢せず伝える意味でもアイ・メッセージが大事。よく言いがちな「また服が脱ぎっぱなしだよ!」というのは"あなた"が主語。これだと相手は批判されている・責められていると感じてしまう可能性があるので、「今やろうとしてたとこだよ。」とか「いちいちうるさいな。」と反抗したい気持ちが芽生えてしまうかもしれません。

それから、解決策をできるだけ言わずに相手に考えさせるのが重要だとのこと。直後の効果は得られないかもしれませんが、信頼と忍耐が親の役目なんですね!笑

ちなみに、誰も困っていない時は、放す時です。

ここまでできたら、あとはお互いの要求を満たす案を見つけるだけ。脱ぎっぱなしの服の例でいくと、
子ども「後で片付けるね。」
自分 「後でね。」←受け入れられなくても、いったん提案を受け止める。
自分 「じゃあ、そのテレビが終わったらでどう?」←一方的に指示するのではなく、提案まで。
子ども「分かった。」←相手が納得して合意することが大事。

いかがでしたでしょうか?
子どもの要求を聴くというところまではやっている方も多いかと思いますが、自分の気持ちに対して耳を傾けていない方が多いのではないでしょうか。自分の気持ちを無視して何かを我慢するのではなく、誰の課題かを切り分けて、傾聴とアイ・メッセージを繰り返していくことで、よいコミュニケーションが図れるとのことでした。
ちょっと慣れるまで練習が必要そうですが、ぜひトライしてみてくださいね。

投稿者: 代表プロフィール

日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター🄬 アンガーマネジメントコンサルタント🄬 高校卒業後アメリカへ留学し気象学を専攻。帰国後は長野県内の大手製造メーカーにてオンラインマーケティングの戦略立案・企画推進・グローバル管理を15年ほど経験。組織と人のつながりを見せることで、部下も上司も自ら動き出すことに気付き、人の成長に影響することの面白さと喜びとを体感。 アンガーマネジメントを取り入れた人材育成や、愉しくプロアクティブに仕事に向かえるアサーティブコミュニケーションなど、人の心が動き出す研修・セミナーを企業&個人向けに提供している。

覚えておくべき親子コミュニケーション術」に2件のコメントがあります

  1. とてもわかり易いです!受講したかったのでとても嬉しいです♫ありがとうございます!参考に、夫・子供とコミュニケーション取りたいと思います。

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