最近よく聞くSDGs(※)。大切だとは分かっていても、何だか他人ごとのような遠い存在です。政府レベル・企業レベルで取り組まないと変わらないなんて思っている人も多いのではないかな。でも、グレタさんのように世界を大きく動かしたことの始まりは、ほんの小さな個人の行動なんですよね。
私はスノーボードをやるので、冬に雪が降らないここ何年かの環境変化をとてもさみしく思っています。雪山遊びは本当に楽しいので、子ども達にもこの環境は残してあげたいと思っています。
というわけで、今回は”環境”を対象にした「私にもできるSDGs」ということで、行動の粒感をものすごーく小さくして考えてみました。
➀使うものを選ぶ
私は「固形シャンプー」を使っています。シャンプーってふつう液体を思い浮かべますよね。だけど、液体シャンプーの9割は水。日本では水道をひねれば出てくる水を入れるために、大きなプラスチックボトルが作られ、重くなったたくさんの容器を運ぶことに燃料が使われているのです。シンプルにもったいないと思いませんか?
で、出会ったのが「エティーク」の固形シャンプーです。この企業は、まさにこのシャンプーボトルをなくすために、シャンプーを高濃度の固形バーにしちゃったという企業です。
私がエティークを気に入っている理由は、固形バーが私のもったいない精神に合っているだけではありません。とってもかわいい色で、香りもよく、泡立ちもよい。そして何より固形の石けんシャンプーにありがちな洗いあがりのギシギシ感がまったくないこと!何かに我慢せずに気持ちよく使う気になれるんです!しかも、使用する成分は産地や栽培方法にまで徹底的にこだわられているので、髪にもいい!!
選ぶほど、自分にも環境にもよいといういい循環を生み出しているお品です。
②捨てるものを減らす
私が捨てることを減らすべく意識しているのは「水」です。
私が住む安曇野市は水の街。きれいな地下水で作られるわさびが有名な地域でもあります。市内のあちこちに何本もの川も流れていますし、川の水を農業に使うために堰(せぎ)と呼ばれる人口の川もあります。雪山と同様、安曇野の美しい水は子どもたちに残してあげたいものの一つなんです。
だから、お風呂の水は洗濯に使います。食器は手洗いせずに食洗器使います。歯みがきをした後に口をゆすぐのは1回です。さらに、最近ではプラスチックトレイを洗わずに拭くようにしています。
日本では、食料品店でプラトレイを回収するなどリサイクルが進んでいますが、この集められたプラトレイがどのようにリサイクルされているかご存知ですか!?なんと半分以上は燃やされているんです。サーマルリサイクルってやつです。プラスチックを燃やした熱エネルギーを発電や暖房に使ったり、もしくは燃えるゴミをよく燃やすための燃料として廃棄プラトレイが使われているのです。
てっきり、溶かして新しいプラトレイが作られるマテリアル・リサイクルだと思っていた私は、今まで丁寧にプラトレイを洗剤まで使って洗っていましたが、燃やされるということであれば拭くだけで十分というところにたどり着きました。それよりもプラトレイを洗うために使っていた安曇野の美しい水が大事でしょという結論です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
文字にしてみて思ったのですが、個人が行動に起こせることって本当に微々たること。でも、それがまだ先の環境につながると信じて続けられるか、他の人にお伝えして広げていけるかが大事なんじゃないかと思います。
皆さんもきっとSDGsに照らして取り組んでいることは、実はたくさんあると思います。ぜひ、続けてください。そして、他の人にも教えてあげてください。きっと何かが変わるはず!
※SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)は、Sustainable Development Goalsの略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴールで構成されています。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも、経済成長も
- 産業と技術改革の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- 作る責任、使う責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップでもくひょうを達成しよう
環境系の話に目が行きがちだけどそれだけではない。地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)ことが根底にあるものです。
例えばファッション業界。衣類に使われる綿は開発途上国で作られていることが多い。それは、子どもや女性という安い労働力が使われていたり、綿を育てるにあたって使う農薬の規制がゆるかったりということが背景にあるよう。企業には、綿を育てるところから始まり、布を染める、作る、そして作られた衣類が運ばれて、廃棄されるまでの工程に対する対応が求められています。